[映画]トイ・ストーリー4

前作「3」であまりにも見事な完結編を描いてシリーズ終了かと思いきや、あれから9年、続編が作られるという。トイスト好きのファンは皆喜んだ、と同時に、蛇足にならないか?と至極当然な不安も抱いた。そりゃそうだ、素直に終わっておけば良かったのに、下手に続きを描いてしまったが為にその世界に汚点を遺してしまったなんてのはよくある話だからだ。

でもそこはピクサー、きっと大丈夫、そう思って昨日の公開初日に観に行ってきました!
ちなみに吹き替え、トム・ハンクスも良いけど、やっぱり唐沢寿明と所ジョージの声じゃないと落ち着かないw

で、感想だけど・・・うん、うん・・・正直に言うならば、残念だった。
どうやら他の人の評判でも賛否別れているようだが、まあそうだろうなとも思った。

大人になってしまった相棒と別れ、仲間たちと共に新しい持ち主の元へ、そうやって玩具としての役目を果たしていく。前作でしたウッディの決断の先にこんな未来が待っていたとは。ただひたすら残念、というか辛い映画だった。

自分の意思とは関係なく譲り渡された仲間達は遊んでもらえるのに、自ら選んでボニーの元へ行ったウッディは遊んで貰えない日々が続いていた。もうこの時点で俺の心が痛い。「3」のラストではあんなに顔を輝かせてウッディを受け取っていたのに、その先には玩具としての幸せがあると信じていたのに、なんだこの仕打ちは。

だが冒頭でガツンとやられただけでは終わらない。ボニーの愛情が自分に向けられていない事を知りつつ持ち主の為に悪戦苦闘し続ける姿も、区切りをつけたはずのアンディを忘れられていない姿も、再開したボーに邪魔すんなと叱りつけられる姿も、自分のボイス再生機構を譲ってまで持ち主や他の玩具の為に尽くす姿も、この映画の全編に渡って観ているのが辛かった。なんでや、なんでこんな目に遭わんといかんのや・・・。

どうしてこんな話にしたんだろうと疑問に思いながら鑑賞していたが、最後の最後で合点がいった。結局、ウッディがこの選択をする為に今作は作られたからこうなってるんだ。あれほど仲間想いで、持ち主に献身的な彼が、「俺がついてるぜ」から「自分の自由を手に入れる」にチェンジする、自分の為の人生を歩く物語。うん、それはそれで素晴らしい選択だよね、それは否定しないよ。でもその選択を生み出す為にずっと続く苦しみが、これまでのトイ・ストーリーが好きだった一人としては辛すぎた。良い悪いではなく、辛かった。

それとこれまでの仲間の活躍が少なかったのも残念だった。でもこれもまた仕方ない、この映画でウッディと一緒に仲間が大活躍してしまっては、仲間想いのウッディがあの選択をする説得力が薄くなってしまう。バズだけはそれなりに見せ場を用意され、最後に彼の背中を押す役目を貰っていたけど・・・ああ、このコンビもこれで終わりなの?悲しいなあちくしょうめ。俺はウッディの横に立っているのは、いつもバズであって欲しかったな。

今作の癒やしはフォーキーとデューク・カブーン。
フォーキーはとにかく無垢でかわいい。
やたらキャラがキレッキレなカブーンは、最後も見事に大トリを務めてたね。
(あと、ハイタッチして貰えてよかったねw)

自分にとっては、やっぱり3で完結していて欲しかったなと思える続編でした。

個人的評価:★★
唐沢寿明の声はやっぱりあってる度:★★★★★


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[映画]トイ・ストーリー4」への2件のフィードバック

  1. ていこむ

    私は見ていないのですが 所ジョージさんの声優としての役は昔からとても気に入っています
    ハワードザダッグ役(TV版)やアルフ役など 自然体で飄々とした感じ 声優さんには無い まさにオンリーワンです
    今回の役はどうだったのかなぁ

    返信
    1. kampfer 投稿作成者

      アルフは私もみてましたけど、あれは面白かったですね。声はいつもの所さんであんまり演技してる感じないんですけど、妙にハマるんですよねえ。トイストの5があったとして、次は果たして出番があるのやら・・・。

      返信

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