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[ゲーム]レイトン教授vs逆転裁判 プレイ感想その4<完>

第9~最終章をクリア。感想その3はこちら

えー・・・そういう仕掛けだったの?ちょっと無理矢理感が漂うなあ。
それならあくまでも「魔法のある世界にナルホドとレイトンが紛れ込んだ不思議な体験」て設定で押し通して欲しかった。
変にリアルに寄せなくて良かったのに。
魔法のある世界でのロジック合戦、すごく面白かったですよ?

その舞台自体の仕掛け以外は概ね満足した。
10年前の不幸や錬金術師は亡くなっているので手放しの大団円とは言えないかもしれないけど、読後感?はとても良いゲームでした。
・・・あ、もう一個不満点あった。
声優はねえ・・・まあ真宵ちゃんはまだ聞けたけど、成歩堂は駄目です。
成宮くんは決して役者としては駄目な子じゃないんですよ?
でも声優としてはちょっとね。
せっかく、美しく盛り上げるアニメーションが効果的に使われてるのに、肝心の主役片方の声が迫力不足で残念でした。
他キャラはプロ声優が担当しているだけに余計に残念感が目立つんだよね。
マーダラさんの一気にまくし立てた後の勝利宣言や、アルグレイの「弁護士様の推察どおり。私は~」で段々声色が女性的に変化していく表現など、やっぱプロだよなーと感心します。

このへんのボイスは、クリア後に自動開放される「ひみつのモード」でも一部が聴けます。
「ひみつのモード」では他に作品中のアニメやサウンドも思う存分視聴できるので、たっぷりゲームの思い出に浸れました。
そのサウンドモードでは、No.43「群衆尋問~アレグロ~」が特にお気に入りです。
いや、これホント、初期逆転裁判の追求曲を中近世欧州風にアレンジしてて、作品世界に無茶苦茶マッチしてるんですよ!
他にも良い曲は一杯あるゲームですが、どれか一つ挙げろと言われたら断然これです。

クリア後に無料でダウンロードできる「配信モード」も、楽屋話的なネタ満載のワイガヤ感あって良い。
名前の由来とか結構笑える・・・マーダラさんw 自分は全然気づかなかった。
(2018年の現在でも問題なくダウンロードできます!)

感想その1にも書いた通り、このコラボゲームのゲームデザインがあればこそ、その後の大逆転裁判や本編逆転裁判の5に生かされてシリーズが再生したと言えるわけで、逆転裁判ファンとしては存在自体がありがたいゲームですね。
今ならamazonでも2000円くらいで買えるし、逆転裁判が好きな人で未プレイ者は是非購入を!
やって損無しです。

ちなみにクリアした時のセーブデータプレイ時間は約22時間、4440ピカラットでした。

やー、2出ねえかなw

P.S.
「ちょっと!」はちょっとどうかと思いましたw

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[ゲーム]レイトン教授vs逆転裁判 プレイ感想その3

ストーリーテラーの髪型はどうなってんだ。
真ん中分け目のところにはアイスラッガー装着できそうな・・・。

ゲームは第5章~8章までプレイ。感想その2はこちら
一気に4章進めたのは、ずっとレイトンのパズルばっかりで8章まで裁判無かったの(汗)
パズルは結構難しいものもあって、特に「部屋を畳返しして同じチョコレート側に揃える」パズルの難易度高い方に苦戦した。
ヒント3個くらいオープンしても上手くいかず、適当にガチャガチャやってたら偶然クリアした感じw

ストーリーは前回ラストで真宵ちゃんが燃やされちゃったけど、メタ的には死ぬわけないのは分かりきってるってのもあってあっさり生存確認。
まーひっぱるところじゃないわねー。
レイトン教授も生きてたのは想定通りとして、戻るわけじゃなくて最初っから黄金になってたわけじゃなかったのね。
(てことはあの黄金は本物?エミールさんマジで大金持ちじゃん!)

そしてそして・・・俺のマーダラさんも生存を確認!!!
イヤッホー!!
またマーダラさんが若干弱った感じになっててかわいーんだこれが。
マーダラさんラブ、生きてて良かったっす。

長々と探索して謎が益々深まりなんだかよくわからなくなってきたところで第8章、マホーネさんの裁判がようやくはじまる。
やっぱり裁判パートにくると楽しいわ。
証言者も色々なキャラ揃えてて結構笑える。
いいねー。

最後は俺の・・・いやまあいいやw
ひょっとしてこのキャラかなり重要人物なの???
ストーリーは佳境なはずなんだけど、どういう結末になるのか全く予想ができない。
どうなっちゃうんだろうね。

感想その4はこちら


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[ゲーム]レイトン教授vs逆転裁判 プレイ感想その2

第3章~4章までクリア。感想その1はこちら
画像はこの章主役のパトラス・アルグレイさん。
ええ、ド素人のラクガキなので例によって正面バストアップです。

この子、基本いい子なんだけど、思い込みが激しくて割と後先考えず突っ走るタイプw
手紙を見てからの思い込みも、錬金術師の執事になるきっかけも、子供とはいえ暴走の挙げ句って感じだしね。
少年として生きる、と決めた割に髪は切ってなかったあたり、女は捨てられなかった様子なのがかわいいかな。
どうやってあの髪が隠せていたのか構造がさっぱりわかりませんがw

裁判パートの謎解きはイマイチだったかもしれない。
おっちゃんのギャグと最後ホロリとさせる展開に救われてるけど、証言者のチョンボで勝手に進んでく感があったり、郵便屋のおばちゃんのシャウトが耳障り過ぎたり、次章以降に持ち越しとなる謎がいくつも残ったまま裁判が終わるので、消化不良感強すぎるなー。
ちょっと色々持ち越し過ぎじゃない?
裁判の終わりで真宵ちゃんが業火の中に消えちゃいますが、メタ的に死ぬわけないので前章の火刑時のようなな悲壮感は感じず。

まあ全体の山場へ向けての繋ぎ回って事で、ここから先に期待しつつ進めますかね。

感想その3はこちら


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[ゲーム]レイトン教授vs逆転裁判 プレイ感想その1

第1章~2章までクリアしたところ。
↑画はここまでのお気に入りキャラ「マーダラさん」です。
上目遣いでこちらの反応を窺っているところがめっちゃチャーミングでかわいい。
ゲーム内イラストと3Dモデルでだいぶ印象が変わるキャラなんだけども・・・3Dモデルのが好きだなあ。

「vs」ってついてるからどういうゲームになってるのかと思ったら、何のことはない、レイトンの謎パズルと逆転裁判の裁判モードを交互にやっているだけって感じだね、少なくとも今のところは。(最後までこんな流れなのかな?)

レイトンと逆転裁判はかなり絵柄が違うんだけど、まあコラボ企画前提なのがわかってるからそこは気にならない。
むしろ割と馴染んでるし、「魔法の世界」に紛れ込んで裁判するなんて、逆転裁判本編ではありえない舞台設定にできるのはコラボ企画ならではだね。
ボンズによるアニメーションパートも物語を盛り上げる効果高くて良い。

プレイしてて一番良いなーと思っているのが曲だね。
おなじみ逆転裁判シリーズの追求曲などが、欧州の民族・歴史を感じさせてくれる曲や迫力あるオーケストラサウンドにアレンジされてて、この舞台の雰囲気にとてもよくマッチしてる。
いいよーこれ、逆転裁判シリーズファンならこれだけでも買いだと思うなあ。

ちょっと思ったんだけど、このゲームで導入されたアニメーションパートはその後の「逆転裁判5」に受け継がれてるし、「大逆転裁判」も、このゲームをヒントに大正ロマン溢れる時代を選んだんじゃなかろうか。
「逆転裁判4」で不評をかったシリーズが、また再始動するきっかけになった良い意味での実験的ゲームな気がするなあ。

残念な部分は、声優のチョイスかな・・・。
成歩堂と真宵の声・・・素直にプロ使おうよ・・・。

シナリオは第2章終了時点で「え、こんなにハードなの」てな展開になってます(;´Д`)
ていうかオイラのハートがちょっとダメージうけてますw

やーこれどう進んでくんだろ。

感想その2はこちら


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[ゲーム]逆転裁判5をプレイした

■帰ってきた成歩堂
やっぱりこのビシッとしたナルホド君が帰ってきたのが嬉しいね。

4はシナリオもちょっと出来が悪いところがあったりして、また成歩堂をそんなふうにしちゃったせいで、だいぶ不評をかってたのはファンであれば周知の通り。
自分も4以降は、「逆転検事」はほぼリアルタイムでプレイしてたものの「逆転裁判」の方はずっとお休みしてました。
でもまあ、「ナルホドくん、復活したよ!」てのは聞いてはいたのでいつかプレイしたいな~とは思っていたんですけどね。

GWにようやく重い腰を上げて5をプレイ。
復活と言っても元に戻ったわけじゃなくて、いい意味で「父として、上司として」大人に成長したナルホドくんの姿がそこにありました。
うん、概ね満足(⌒▽⌒)

■他主人公2人
4で主役交代したはずのオドロキくんは、ちょっと今作では影が薄かったかな・・・。
でも6では大活躍するそうなので、そのうち・・・いや、実はもう買ってあります・・・夏くらいを目処にプレイします。
(今はとりあえずお腹いっぱいだから)

新ヒロインの希月心音ちゃんは、元気いっぱい、ノリも良い体育会系女子!って感じのとっても良い子。
長身でモデルのようなスタイルも特徴で、このシリーズにしては珍しく?「ちょっとおかしい」ところがない正統派美少女って感じですね。
・・・いや、あった、なんか髪がどうなってんだかわからない感じで「ちょっとおかしい」かな・・・。
まあ、そんなところもカワイイ。

■ライバルキャラ
今回のライバルキャラはラストサムライ、な雰囲気のユガミ検事。
相棒の「ギン」との掛け合いが楽しいけど、ライバルとしてはちょっと迫力不足だったかな。
ツンデレ系というか、表面上はキツイ事ばっかり言ってくるんだけど根は良い奴なので、なにかにつけて物分りが良すぎるんだよねえ。
「良いヤツ」路線だとしてももっとうまく「ライバル」として手強く立ちはだかる手段はなかったものか。

そして警察側のキャラ「番轟三」
こいついいキャラだわ~、めっちゃお気に入りだった。
ジャースティース!

■シナリオ
シナリオは4より良い、謎解き感は薄い、あとちょっと長かったかな。
もっと言い回しや段取り短くできたような気がする箇所がいくつかあった。
冗長な割にほぼひたすら読み進めるだけで、やっと選択フェーズがきてもほとんど答えが出ているようなものが多く、推理・謎解きをしているという感覚は薄い。
動画つき推理小説を読んでると思えば許せるだろうけど、オレがやりたいのはゲームなんだよねえ・・・。
5話やDLCである「特別編・逆転の帰還」については、そこそこ考えさせてくれる謎解きがあったので、もっとそういうところを増やして欲しいね。

シナリオ自体は2話も3話もそしてラストの5話も面白かったのでかなり満足したけど、一番のお気に入りは「特別編・逆転の帰還」でした。
これぞ逆転裁判!て感じの、ギャグありシュールな尋問あり、そして最後はグッと目頭が熱くなるような展開ありで、晴れやかな気分で終われる(いや人は死んでるんだけども)、「読後感の良い」話です。
3DSになってパワーアップした動画や3D演出の進化を最も上手く取り入れてるのも特別編だったように思います。
これがDLCってところがなんとも商売上手ですなあカプコンさん。
でもDLC追加購入しても800円ですから!今なら400円に値下がってますから!
このボリュームでその値段なら良い買い物です。

■遅まきながらプレイして良かった
前作も決して「駄目」って事はなかったんですけど、続編をプレイする!っていうモチベーションが削がれてしまったのは事実。
それでも元々大好きなシリーズで、ようやくこの5をプレイしてみて、あーやっぱりやって良かったなと、これからもこのシリーズ追いかけていこうと思えました。
「大逆転裁判」なんてのも出てますから、消化するの大変だあ。


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