7月に映画館で視聴。
それが10月4日にもうBD/DVDリリースしていたそうで・・・最近は早いねえ。
昔は映画館で観てもらう為に、もっと映画公開から期間を空けてからメディア販売していたように記憶してるんだけど。
wikipediaよりあらすじ
1995年、東京で起きた5件の連続絞殺事件。警察の捜査もむなしく時効を迎え、迷宮入り事件となる。それから22年、派手なパフォーマンスとともに堂々と自分が犯人だと名乗り出た男が現れた。男の名前は曾根崎雅人。彼の書いた告白手記はベストセラーとなり、一躍時の人となった曾根崎の行動は日本中を翻弄する。
犯人だと告白した役を演じた藤原竜也と、22年前の連続絞殺事件に捜査員として関わった刑事役、伊藤英明の演技がいいんすよ。
世の中を大騒ぎにし翻弄されていく中での、この二人の底流から何故か感じる「凄みと覚悟」みたいなものがあるから、この話の展開が腑に落ちるわけですよ。
劇場型と言っていいこの犯人の告白劇場のピークである「ニュース番組での直接対決」は、キャスター役に中村トオル(今回は刑事役じゃないんだね!)とこちらも大物を配役して、とても見応えのある場面でした。(ここの中村トオルもよかったねえ)
視線や言動から「何かを狙ってる」のがわかる緊張感、一体どうなっちゃうのか、ドキドキですよ!
シナリオとしてはちょっと無理あるんじゃない?ミスリード誘うにしてもちょっとそれはないんじゃない?みたいな所が無きにしも非ずですが、役者さんの力で細かいところはねじ伏せちゃえるのはさすがです。
そんなには期待していなかったんですけど、期待以上でした。
個人的評価:★★★★☆